faker

自分なりのコマンドを作成できるコマンドラインツール

紹介

長いコマンドラインを登録して、短いコマンドを作り出すことができます。

f --add {ショートカット名} コマンドライン...
f --add vl verylongcommand -do something

f vl

この実行ファイルを別名でコピーすることで、また別のショートカットを登録することもできます。

copy f.exe g.exe

g --add vl veryverylonglongcommand -do anything

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旧バージョン

更新履歴

• 0.1.1 (2022-01-16)
  • 前身である f をもとに新規作成
  • サブコマンドを定義できるようにした

使い方

登録

f --add gitinit git init
f --add goinit go mod init

※変更も --add で行います。

登録されたコマンドの実行

f gitinit

サブコマンド

--add に cmdA.cmdB のようにピリオドで区切ったコマンド列を渡すことで、 サブコマンドを定義することができます。

# 登録

f --add m.n notepad

# 実行

f m n

サブコマンドのグループ自体も実行することも可能です。

# 登録

f --add m calc

# 実行

f m
f m n

引数

コマンドの実行時に引数を渡すこともできます。

(上のサブコマンドの例からの続き)

f m n hoge.txt

削除

f --remove gitinit

登録されたコマンドの一覧

f

登録が記録されているファイルの在処

1. 実行ファイルと同じ場所にある JSON ファイル
   • f.json
   • 実行ファイル名を変えた場合は、f の部分もそちらに読み替えてください。
2. OS標準(?)の設定ファイル置き場
   • {CONFIG_DIR}/faker/f.json
   • Windows: %appdata%\faker\f.json
   • 他のOSの場合は、https://cs.opensource.google/go/go/+/go1.17.3:src/os/file.go;l=457 を参照してください。

1, 2 どちらにもファイルがない場合は、1 の方に登録内容を記録します。

パイプ

f --add clip cmd /c echo "|" clip

f clip abc

f に渡した引数は最初のコマンド(上の例では cmd /c echo)に渡されます。

例

vim:    gvim.exe [--remote-tab-silent]
ginit:  git [init]
up:     go [get -u]
bench:  go [test ./... -bench . -benchmem]
minit:  go [mod init]
test:   go [test ./...]
tidy:   go [mod tidy]
build:  go [build]
  upx:  cmd [/c go build -trimpath -ldflags -s -ldflags -w && upx --lzma *.exe]
l:      lazygit []